劇団とは言い難い劇団、黒い兎団のブログです。
岡山市で活動中。
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はじめて死体を目にしたのは、祖父が死んだ時だった。床に横たわる祖父はまるで寝ているようで、それでいてじっと見つめていると言い知れない違和感を覚える。何かが・・・見なれた祖父とは違う。何が? そうか、空っぽなんだ。これはただの、容れ物なんだ。そう思った。はるか昔、子供のころの記憶。 今目の前には、女の形をした容れ物が横たわっている。かつて、動いたり喋ったり、時には笑ったりしていた、中身のない機械人形だ。祖父とは違う。 なのになぜ思い出した? 人間とは違うはずなのに、なぜ同じ感情を思い出す?仙丸さんはこの空っぽの人形の、何を愛した? ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・見たい。 突如、後頭部に衝撃を感じた。痛い。普通に痛いです、何するんですか。え? あれ、何をそんなに怒ってるんですか雨宮さん。やだなー、違いますよ。僕はそんなんじゃありませんから。どうしてそんなに怖い顔してこちらに近づいてくるんですか。その笑顔マジ怖いんですけどいやそりゃ僕も男ですからあれやばい俺死ん <GINGER BREAD>
黒い兎団11TH
「ジンジャー・ブレッド」 2010年9月25日(土)19時~ 2010年9月26日(日)14時~ 於天神山文化プラザホール チケット 前売1500円 当日1800円 取扱:天神山文化プラザ メール予約:kurousasiki@gmail.com 主催:黒い兎団/天神山文化プラザ 参加:黒い兎団/彷徨者天国/Eau Rouge/真夜中の兎団 協力:M.U.D/劇的集団転機与砲 平成22年度天神山文化プラザ土曜劇場 Twitter:http://twitter.com/kuroiusagi_dan 全キャラ予告編計画、あっさり挫折・・・慌ただしすぎて、その余裕がありませんでした。 ここのところ物忘れが激しすぎて、役者スタッフの失笑を買っている演出です。練習近況は・・・スタッフワークに足を取られてますね。主に私が。 こっから最後の追い込み、あと10日。いい舞台にします。見る人によっていろんな見え方をする芝居になる予定です。 不寛容となれ合いが支配する世界で繰り広げられる、全然甘くないようないやむしろ甘酸っぱいような、対象年齢が不明すぎる現代風SF「ジンジャーブレッド -Dirty Deeds Done Dirt Cheap- 」取り散らかしておりますが、ご来場お待ちしております。 PR 長きにわたり黒兎の最高権力者であったぷろでゅーさー様(福岡在住)とのメールのやりとり。例年通り、タイトルと中途半端な情報から内容を予想しておられます。大半意味不明だと思いますが、彼のコアなファンのために晒しておきます。 細かな部分は説明を貰わなければ判明しないが、大筋の推理に何か反論があるかね? <ver.雨宮詩織>
がつん 頭痛がする。たぶん脱水症状だ。ぐわんぐわんぐわん・・・まったく、今日は厄日だ。でも、どうってことない。こんなことは、前にもあった。 がつん 最初から、気に入らない事件だった。人形を使った人殺し、それに狙われる人形作り。どっちもどっちだ。勝手に殺しあえばいいと思う。なんだったら生き残った方をあたしが殺してもいい。 がつん それにしてもこの莫迦は、何を怒ってるんだ? 誰か理由を教えてほしい。昔のことを根に持ってるんだろうか?・・・まさかね。 がつん 耳障りな音が止まない。 こいつは、いつになったらこの音を立てることに飽きるんだろう。 ・・・・・ 光が、目に飛び込んできた。 「・・・・」 なに? 言いたいことがあるならはっきり喋れよ。 「・・・なに? 聞こえねえよ」奴が言う。 ? なんだ、喋れてないのはあたしの方か。 「・・・嬉しそうだな」 「・・・悪いか?」 ・・・がつん イロイロと謎は尽きないが、さしあたってはこれだ。 この莫迦は、どうしてこんなに殴るのがうまいんだ?・・・そこに一番ムカつく。 <GINGER BREAD>
黒い兎団11TH
「ジンジャー・ブレッド」 2010年9月25日(土)19時~ 2010年9月26日(日)14時~ 於天神山文化プラザホール チケット 前売1500円 当日1800円 取扱:天神山文化プラザ メール予約:kurousasiki@gmail.com 主催:黒い兎団/天神山文化プラザ 参加:黒い兎団/彷徨者天国/Eau Rouge/真夜中の兎団 協力:M.U.D/劇的集団転機与砲 平成22年度天神山文化プラザ土曜劇場 Twitter:http://twitter.com/kuroiusagi_dan なっかなか更新できませんね。なんだか訳の分からない忙しさです。 私事ですが、夏は大嫌いです。好きな季節は11~12月の「ちょっと寒いかな」くらいの頃です。 秋公演をすると、必然的に真夏に練習が激化することになります。動きの多い役者さんなんか液体的に大変なことになったりします。まあでも一番大変なのは「だりい」って言ってる暇がなくなることかもしれません・・・私だけ? 今回の役者さんは・・・豪華ですね。て自分とこの公演で言うのもなんですが。外部参加が殆どなんです。 キャスティングの時に選択肢が広すぎて、逆に「どれでもよさそう」って悩み方をしました。でも公演6週間前の今になって思えば、「これ以外ないよ」って気分です。 と言いつつ、スタッフとキャストはまだ決まってないとこイロイロ・・・そろそろ揃えないと。本番までに限界までいいモノににじり寄ります。
黒い兎団11TH
「ジンジャー・ブレッド」 2010年9月25日(土)19時~ 2010年9月26日(日)14時~ story: 人間そっくりな機械人形が実用化されたもうひとつの現代。 そっくりでなければ、起きない事件もあるというのに― 過去に起こした不祥事から“変態のセンマル”とあだ名される刑事、仙丸一臣。彼の唯一の相棒は、性能は高いが気の利かない機械人形・レンドル。人の言葉を話し、理解もするが、決して分かりあうことはない存在だ。 人形を用いた殺人事件を捜査する一人と一体。取り巻く関係者は曲者ばかり。天才女性科学者、母を盲信する少女、嫉妬に狂ったマッドサイエンティスト、人形嫌いのイカれた同僚、イマイチ信用できない上司・・・そして人の制御を離れて暴走する人形たち。 「この世に性格のいい人間はいないのか?」 「自分を見れば分かるんじゃないですか?」 失われた人形との絆に苦しみ続ける仙丸は、事態を把握できないまま自身事件に巻き込まれてしまう。罠に追い込まれた仙丸が取る行動は、事件を解きほぐすのか叩き壊すのか。 黒い兎団が送る現代風SF劇場、ジンジャーブレッド(見かけ倒し)たちが織りなす不協和音の物語。結末は“ビターロボッツ・アンド・スィートバレット”! 於天神山文化プラザホール チケット 前売1500円 当日1800円 取扱:天神山文化プラザ メール予約:kurousasiki@gmail.com 主催:黒い兎団/天神山文化プラザ 参加:黒い兎団/彷徨者天国/Eau Rouge/真夜中の兎団 協力:M.U.D/劇的集団転機与砲 平成22年度天神山文化プラザ土曜劇場 Twitter:http://twitter.com/kuroiusagi_dan えー・・・言い訳です。 ログインIDを紛失して、まったくさわれませんでした。 削除すらできないのでは手の出しようもなかったのですが、このたびようやくID・パスワードが判明して、無事更新することができました。 せっかく復活したので、たまに濃いめの報告をしてみようかなー・・・と思ってます。ツイッターは副座長がやってますので、ぜひのぞいてください。
黒い兎団vol.10
『魔術師の赤』 story:史上最高の脱出王、魔術師ハリー・フーディーニ。 インチキ霊能者のトリックを次々に暴いていく彼の前に現れる、 希代の女霊媒マージェリー。二人の出会いは奇妙で、せつない。 とき:12/9 (土) 13:00/15:00 12/10 (日) 14:00 ところ:天神山文化プラザ(旧総合文化センター) 地下1F 第5練習室 (岡山市天神町、シンフォニーホールから徒歩5分。 駐車場に限りがございますので、なるべく公共交通機関 を御利用下さい) 料金:500円(前売/当日) お願い:席数に限りがございます。万が一満席の場合、 お断りする可能性がないとは言い切れません。 なるべく御予約をお願いします。 作/演出 吉田昌史
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